株式会社ステラクラフト(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役:植田均、以下ステラクラフト)は、PCRF(※1)とOCS(※2)機能を有し、5G通信ネットワーク上で各ユーザの通信ポリシーを制御するソフトウェア製品「Enterpras PCC」バージョン2.0を2020年1月6日より出荷いたします。
「Enterpras PCC」はMVNO事業者向けに2014年3月より提供を開始し、これまでにもパケットシェア機能や時間帯・曜日ごとに通信速度規制を設定する機能など、多くの機能強化をおこなってまいりました。
MVNO事業者様の多様化するサービスに対し、今まで以上に柔軟に対応するため、バージョン2.0では以下の機能を強化いたしました。
・5G(NSA)の対応
・IMSIによるSIMの識別の対応
・データベース再接続機能の対応
・ルール変更通知機能の対応
・セカンダリルール機能の強化
出荷開始:2020年1月6日(予定)
動作環境:Red Hat Enterprise Linux 7
対応データベース:Oracle 18c、19c
MySQL 8.0
なお、現在「Enterpras PCC」をご利用中のお客様へは本バージョンを優待価格で提供いたします。
詳しくはお求めの販売店様までお問合わせください。
「参考」
※1 PCRF:Policy and Charging Rules Function
※2 OCS:Online Charging System
■Enterpras PCCについて
2014年3月から提供を開始し、バージョン1.0の頃から複数のMVNO事業者のシステムに採用されています。Enterpras PCCはMVNOサービスを利用するユーザの通信ポリシーを管理し、PCEF機能を備えたP-GWやDPI装置と連携します。MVNO事業者はEnterpras PCCを通じて、きめ細かな通信ポリシーの設定と、料金プランの作成をおこなう事ができます。
URL : https://www.stellar.co.jp/enterpras-pcc/